難燃性のテープで燃焼実験。
繊維は種類によって燃え方が異なり、燃えにくい「難燃性」の素材があります。
繊維の多くは可燃性ですが、燃えにくい性質の繊維もあります。火炎が離れると火は消えてしまう自消性のある素材があります。ホテルや公共施設、作業現場のユニフォームなどは、燃えにくい性質が求められています。 火災のリスクを低減するため、カーテン、カーペット、寝装品などでも燃えにくい素材の採用が増えています。
分 類 | 燃焼の状態 | 繊維の種類 |
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易燃性 | 炎をあげて速やかに燃え上がり、わずかに灰を残す。 | キュプラ、レーヨン、綿など |
可燃性 | 炎の広がりはゆるやかで徐々に燃焼する。 | ポリエステル、ナイロンなど |
難燃性 | 炎に触れている間は燃えるが、炎を遠ざけると消える。 | アクリル系・フェノール系繊維、ポリ塩化ビニル、ポリクラームなど |
可燃性のテープと難燃性のテープを同時に燃やし実験をしました。
可燃性のテープ(左側)は溶融しながら燃え続け続けました。 難燃性のテープ(右側)は炎から離すと、火が消えていきました。
各種組紐の種類にて既製品もございますがお客様のご要望により
組紐配色の組み合わせの別注品も取り扱いしております。
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