大河ドラマ「真田丸」で話題に!真田紐は箱紐・祭り紐として現在でも愛されています。
縦糸と横糸が織り成す技術の結晶!丈夫で伸びない真田紐。
主に木綿で織られ幅の狭い縞模様がある平織り、
または袋織りの平らな紐を総称して真田紐と呼んでいます。
組紐とは違い、丈夫で伸びることがないので刀の下げ緒や行商の荷紐などに利用されていました。
箱紐や祭り紐など現在では多くの呼び方で親しまれていますが、真田丸に登場したことで暫くは真田紐が定着しそうです。
真田紐と呼ばれるようになった由縁は諸説ありますが、通説では真田昌幸・幸村親子が関ヶ原の合戦に破れ、紀州・九度山に蟄居させられていたときに内職でこの紐を組んでいたことが由来とされています。
贈答品の桐箱で装飾用に、帯締めやバッグの持ち手などファッションのアクセントに。
“頑丈で伸びない”という堅牢性のイメージが先行する真田紐ですが、織目が魅せる独特な柄模様も人気のひとつです。
陶器を入れた桐箱の装飾結びに使用したり、バッグの持ち手部分・洋服の襟などにアクセントで付けられたりしています。
最近では、全て真田紐で制作された中折れハットやレザーと合わせたデザインバッグなども登場しています。
また、私たちの地元・浜松では伝統行事の浜松祭りに参加する際、
足袋の上からヒザ下に「血止め」という呼び方でオシャレに結んだりもしています。
丁寧に作られる特性がゆえ、即納は難しい真田紐ですが
繊維業界の発展に一役買う為にも、充実のラインナップで取り揃えて参ります。
白井繊維では60mm・55mm・40mm・30mm・
24mm・18mm・12mm幅の真田紐を取り揃えています。
様々な場面でご利用いただける真田紐ですので
お気軽に用途などご相談、お問い合わせ下さい。